葬儀の基礎知識
一般的なご葬儀に関しての基礎知識をご紹介させていただきます。
葬儀の費用
葬儀の費用は大きく分けて「儀式の費用」、「接待費用」、「宗教者へのお礼」3つから成り立っています。
一般的には葬儀社が提案する総額プランは「儀式の費用」を指し、返礼品やお布施の料金は含まれていません。
葬儀社に事前に相談することで何が必要で大切にしたいものなのか規模や宗教を把握しながら、具体的な費用をもとに検討することができます。
儀式の費用
費用に含まれるもの
- 祭壇、棺
- 遺影写真
- 式場
- 霊柩車
- 納棺
- ドライアイス
- 運営スタッフ 等
接待費用
費用に含まれるもの
- 通夜料理
- 精進落し料理
- 返礼品
- 香典品 等
宗教者へのお礼
費用に含まれるもの
- お布施
- 御祭祀料 等
※宗教により異なります
全国の葬儀費用の平均は 1,957,000 円
※(日本消費者協会 第11回 「葬儀についてのアンケート調査」2017より)
葬儀の流れ
葬儀は一般的に「一般葬」、「家族葬」、「一日葬」、「直葬/火葬式」の4つに分けることが出来ます。
葬儀の流れは、一般葬と家族葬は同じで、一日葬はそこからお通夜を、直葬はお通夜と告別式と初七日を除いた流れで行われることが一般的です。
お迎え
ご安置
納 棺
通夜式
告別式
火 葬
初七日
宗教宗派について
葬儀の形式が多様化している現代でも、仏式の葬儀を執り行う方がほとんどです。
宗派によって流れは異なりますが、僧侶が読経をあげ遺族や親族がお焼香するのは共通しています。
お葬式は宗教や宗派に則って行われる部分が大きいため、前もって確認しておくことをお勧めします。
菩提寺を持たない方やお寺とのお付き合いがない場合でも、どういう葬儀を行いたいか丁寧に決めていく必要があります。
1
仏式のお葬式
十三宗五十六派
- 僧侶による読経
- 参列者によるお焼香
- 数珠の使用
2
神式のお葬式
成仏ではなく一家の
守護神に
守護神に
- 参列者による手水の儀
- 斎主による祭詞奏上
- 参列者による玉串奉天
3
キリスト式のお葬式
カトリック系・
プロテスタント系
プロテスタント系
- 聖歌・讃美歌の斉唱
- 神父・牧師による聖書
の朗読 - 参列者による献花
4
無宗教のお葬式
自由葬と呼ばれ形式に
こだわらない
こだわらない
- 故人の好きだっだ歌を歌う
- 僧侶などの宗教者を呼ばない
- 形式にとらわれず、一から企画